台中市観光ホテル商業同業組合が工場発展協会とMOU締結

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新型コロナウイルスの影響で、大人数の宴席や会合の自粛を決めた企業が増えている。宴席を控える動きが広がり、ホテルおよび飲食店の業績ダウンが鮮明となった。観光振興を図るため、台中市観光ホテル商業同業組合と台中市工場発展協会は協力覚書(MOU)を締結し、「台中市一泊二日」の宿泊プランを打ち出した。

台中市観光ホテル商業同業組合と台中市工場発展協会は、26日に2020年新年会を共同主催し、MOUを結んだ。新年会兼署名式は台中市観光旅行局長林筱淇と経済発展局長張峰源の立会いの下、終了を迎えた。

林筱淇と張峰源は同時に、「防疫期間中、台中観光旅行産業のため、民間企業は手を組んでいくべきだ。」と呼びかけた。

台中ハワードホテル会長兼台中市観光ホテル商業同業組合理事長、廖國宏は、「新型コロナウイルスの影響で、観光ホテルのレストランの売り上げと客室稼働率の低下が続いていた。ハワードホテルを例として、二月の平均客室稼働率はおよそ五割下がって、現在の客室稼働率はわずかな二割だ。」と語った。

宿泊客が大幅に減っている台中市のホテルが、新しい宿泊プランの販売を始めました。14軒の加盟ホテルを所有している台中市観光ホテル商業同業組合は31軒の加盟観光工場を所有している台中市工場発展協会と手を組み、共同に一泊二日の旅行宿泊プランを提供している。

台中市工場発展協会の加盟工場は宝熊漁楽埠頭(寶熊漁樂碼頭)、台湾風船博物館(台灣氣球博物館)、台湾味噌作り文化館(台灣味噌釀造文化館)、華剛茶業、プリンセスアンのガーデン(安妮公主花園)、古い木の根魔法木工房(老樹根魔法木工坊)、大振豊洋傘文創館(大振豐洋傘)、小林煎餅、段ボール王(紙箱王)、太陽ケーキ博物館(太陽餅博物館)など、計31軒である。昼間は加盟工場で楽しんで見学し、夜には加盟ホテルで特別な値段で泊まることができる。

ハワードホテル台中の主な客層は子供連れの家族同士で、大人も子供も楽しめる工場と契約を結んだ。ハワードホテル台中の宿泊プランは台湾風船博物館、太陽ケーキ博物館、台湾味噌作り文化館などの工場で特別体験ができるのだ。他の13軒のホテルも各自それぞれなプランを提供し、工場側にもホテル側にも共栄のビジネスチャンスを作り出す。

 

出典:中時電子報